1948-06-17 第2回国会 参議院 予算委員会 第32号
今度の價格改訂は御承知のように、石炭、運賃等の値上りによる原價高を補正するという意味の改訂でありまして、積極的に根本的に鉄鋼價格を引上げようとするものではないわけであります。
今度の價格改訂は御承知のように、石炭、運賃等の値上りによる原價高を補正するという意味の改訂でありまして、積極的に根本的に鉄鋼價格を引上げようとするものではないわけであります。
又仮りに無理にこれを負担するというようなことになりますならば、結局原價の割高を引起しまして、いわゆる原價高を引起します。從つてインフレに大きな影響が出るのじやないかというような心配をいたしますので、この点については十分免税点その他について御考慮を拂われることを我々は希望して止まないのであります。
七月の初め物價体系を設定いたしましたときの一番大きな問題は、食糧危機の問題、生活困難、賃金引上げ、原價高、公定價絡の引上げ、やみ價格の上昇といつたような過程を経まして、物價と貸金とが非常に惡循環をして、インフレーションが増進する危險がありましたので、この危險も食糧の端境期における過渡的な現象であり、新しい食糧年度が始まりますならば、その面からの安定性はある程度考えられるということは予想できたのでありますが
さようなことで結局すべてのものが原價高になるいうような結果を來すわけでありますが、いわゆる退職金などの將來に対する政府のお考えはどういうものか、それを一つお聞かせ願いたい。
その際に決めましたのは、その当時における賃金の状況或いは企業の状態、それから他の物價との関係、そういうものを考慮いたしまして決まつたのでありますが、その後紡績方面につきましては、相当原價の昂騰がございましたことは事実でございまして、その間一方昨年三月引上げましたその際におきまして價格差益が出て参りまして、その差益の一部を平衡資金として積立てることになつておりまして、その平衡資金の中からその後における原價高
輸出品特有の原價高を來たすような事情、これは國内の公定價格を押し付けるということにあらずして、特に例外的な措置をする、こういう意味でございますから、御了承願います。
ひいては輸出品に對するところの原價高を招來するという理由でございます。いまひとつの理由は、これらが輸出用、あるいは家庭用に内地向けとして送られまする以外に、ミシンそれ自體としての輸出をはかりたいというのでございまして、これらを併せて多量生産に向けていく。